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2012年06月17日 (日) | 編集 |


猫免疫不全ウイルスは猫のエイズウイルスとも呼ばれますが、これは、
最初に人間のエイズに似た病気を発症した猫で発見され、
ウイルスもヒト免疫不全ウイルス(HIV)に似たものであることがわかったためです。

ただしその後の研究で、HIVとは別のウイルスであることがわかり、
また感染した猫は全部がエイズになるわけでもないことがわかりました。

したがって、このウイルスに感染した猫をすべて「猫エイズ」と呼ぶのは不適切ですし、
ましては「エイズが移る」などといって感染した猫を捨ててしまうなどもってのほかです。
さらに、猫白血病ウイルスと似た病気を起こすことも多く、両者が正しく区別されないこともあります。

このウイルスに対する正しい知識を身につけ、正しい対処法を理解して下さい。
病原ウイルス
 レトロウイルス科、レンチウイルス属、猫レンチウイルス群の猫免疫不全ウイルス
(Feline immunodeficiency virus: FIV)が病原体です(図8)。


FIVはどんなウイルス? 

猫にしか感染しない猫固有のウイルスです。

遺伝子の解析によれば、人間のエイズウイルスとは同じ仲間ではあるものの、
非常に遠い関係にあります。
犬と猫の共通の祖先の動物から猫科が分かれた時に、すでに猫科動物には
FIVの祖先が感染していたようで、ライオンやチータなどの大型の猫科動物にも、
特に病気は起こさないけれどFIVと非常に近縁のウイルスがみつかっています。
FIVは猫の体外では非常に不安定で、室温では数分から数時間で感染力を失ってしまいます。
ただし排泄物などで湿った敷物などでは、やや長く感染力を保つこともあります。
太陽光線、紫外線照射、熱などで簡単に死んでしまい、次亜塩素酸ナトリウム、
ホルマリンをはじめ、アルコール、洗剤、第4級アンモニウム塩などで殺すことができます。


感染から病気の発生まで


感染ルート 

感染猫の血中には感染力を持ったウイルスが存在し、ウイルスが唾液中に排泄されます。
猫同士の喧嘩による咬み傷で感染しやすいといわれています。感染猫との同居、
グルーミング、トイレの共有などでは、可能性はゼロではないものの、感染しにくいようです。

感染の経路は、したがって傷口が主体であると思われます。

FIVに感染した猫というものは、治ることは一生ありません。
そしてウイルスと抗体を一生保有し続けるのです。
このため、抗体が見つかればほぼ100%ウイルスがいると判定してよいのです
(例外は母乳から抗体をもらった子猫の場合と、アメリカで市販されているワクチンを接種された猫)。
通常は、感染から8週までに抗体が陽性となります。



感染と病気


◦急性期

感染後2目週以降に、猫には軽い症状がみられるよううになります。
この期間を急性期と呼び、通常は1-2ヵ月間持続しますが、長いものでは
1年程度軽い症状がだらだらと持続するものもあります。
発症にあわせて抗体が陽性になりますが、はっきりとした陽性になるまで
8週間ほどかかる猫もいます。

症状は、発熱、リンパ節の腫れ、下痢などであまりはっきりしないこともあります。
血液検査では白血球数の上下がみられることもあります。非常に若い動物が感染すると、
激しい細菌感染などでこの時期に死亡することもありますが、若い猫の感染自体まれであるため、
激しい発症をみることはきわめて少ないと思われます。

成猫の場合は急性期は自然に終息し、無症状となります。


◦無症状キャリアー

この時期は、正しくは無症候性キャリアーと呼びますが、
急性期の変化が見られた後に臨床症状が消失する時期をさします。

抗体は引き続き陽性で、血液からウイルスも分離できます。

この期間の持続期間は平均で2-4年位と思われますが、一部の猫では老齢で別の病気で死ぬまで、
ずっとFIV感染に関しては無症状期ということもあります。
無症状期の猫を個別によい環境で飼育して観察すると、2年間で36%ほどが発症することがわかっています。
したがって4-5年経過しても発症しない猫はいます。


◦持続性全身性リンパ節腫大(PGL)

無症状期から発症期に向かう過程で、全身のリンパ節が腫れてくる時期があります。
ただしその持続期間は2-4カ月と短く、すぐに明らかな発症期に入るため、
この時期が見逃されることが多いようです。


◦AIDS関連症候群(ARC)

PGL期に引き続きみられる真の発症期です。
この時期の病気を示す猫の平均年齢は約5歳であり、FeLV感染の発症より遅れてみられるのが、
この感染症の特徴です。

複数のリンパ節の腫れに加え、抗生物質に反応しない発熱、体重減少、慢性口内炎(図9)、
慢性上部気道疾患、慢性化膿性皮膚疾患など、様々な慢性疾患がみられます。

血液の検査では軽度から中等度の貧血と、高γグロブリン血症がよくみられます。


◦後天性免疫不全症候群(AIDS)

ARC期から、さらに病気が進行してそのまま移行します。
この病期の特徴は、激しい体重減少(図10)に加え、細胞性免疫不全を思わせる日和見感染
または腫瘍がみられることです。

日和見感染とは、一部の細菌や真菌の感染症で、免疫が正常の個体では何も起こさないが、
免疫不全の個体で激しい病気を起こすものです。
血液の検査では、貧血または白血球などの血球減少症もきられ、リンパ球数も激しく減少しています


◦FIV感染猫にみられる疾患

FIV感染猫にみられる疾患(表3)で特徴的なものは、発症例の約半数で認められる、
口腔内、とくに歯肉、歯周組織などの激しい炎症や細菌感染(口内炎)です。

その他、慢性的に鼻づまりや鼻汁が激しいもの(慢性上部気道疾患)、皮膚や外耳道の慢性細菌感染、
慢性腸炎、膀胱炎、尿路感染症などもみられます。






猫ウイルス病公式サイト より
http://www.catvirus.jp/home/index.html

テーマ:犬のいる生活
ジャンル:ペット

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